アンマンから子連れおでかけ(サルト)
少し前のことですが、お正月休みを利用して、日帰りでサルトに行ってきました。サルトへ行くのは8年振り2度目。相変わらず街歩きにちょうどよいところでした。
子連れでのおでかけメモです。
●When
2019年の1月初め。サルトはアンマンと気温はそう変わらないのですが、この日はかなり寒かったです…。
●Who
3歳の長男と0歳8ヶ月の長女と。上の子は眠くなってくるとぐずって歩かなくなるのでベビーカーにて、下の子はまだ7kgも無いおちびさんなので、安定の抱っこ紐利用です。
しかし、実は街歩きコースに階段や段差などが多くあり、、上の子がこの日は結構歩いてくれたので、結果的にはベビーカーはない方がベターでした…。
舗装されたなだらかな道もあります。
しかし、行く先々に階段も…。
●Where
サルトはアンマンから車で1時間弱ほどのところにあります。アンマンの隣のバルカ県に位置し、アンマンからの道のりの途中には、キリスト教徒が人口の大半を占めるFuheisを通ってきます。
この三枚はSaltとはかなり趣の異なる、Fuheisのおしゃれな街並み。帰りに立ち寄って食事やお茶を楽しんでもよいかも。
●How
我が家は車で行きました。アンマンの自宅から車で40分ほどです。しかし、サルト市内に入ると交通渋滞や、駐車場が見つからず放浪することになり、無事に車を停めたのは出発から1時間後くらいでした。観光のメインになるところは車の往来が激しいため路上駐車が難しく、停める場所を探すのに苦労します。
タクシーやUber、Careemなどで行くこともできます。Careemでアンマン中心部からだいたい7-9JDほどです。
●Why
サルトは、アンマンがヨルダンの首都に制定されるまで、この地域の中心となっていた街で、エルサレムやダマスカスなど周辺各都市の貿易中継地となっていました。当初トランスヨルダン王国が建国される際、サルトが首都となるはずでしたが、アブドゥッラー1世が地元の名士と折り合いが合わず、首都をアンマンに移したそうです。
今も昔ながらの文化、生活が残っているのがウリの小さな落ち着いた街で、日帰りで街歩きを楽しむのにちょうどよさそうです。
★ヨルダンTourism Boardの日本語観光情報
★Wikipediaより
●What
目玉になりそうなのは、日本の協力で建てられた博物館です。昔の生活の様子やサルトの歴史が展示されています。入場無料ですが、金土は休みのようなので、平日の利用が良さそうです。
Abu Jaber Museum
Pr Hasan Bin Talal St, As-Salt
https://goo.gl/maps/EWXCe3AXtpF2
営業時間8:00-15:00(金土休み)
ステンドグラスの美しい建物です。
また、歩きやすい手頃なスーク(市場)、ハンマームストリートスークも街歩きの一環としては楽しいです。観光用では無いので、日用品や野菜など、サルトの人々の普通の生活が垣間見える商店街となっています。
博物館では、街歩きマップなどのパンフレットが入手でき、観光の拠点になります。街歩きでは、昔の邸宅や教会など古い建物を見て歩くことになります。
また、街歩きガイドをお願いすると、日本で研修を受けたガイドによるツアーに参加でき、一般の家庭でアラブ料理を食べることもできるそうです。アラブ料理は家庭料理が一番美味しいとよく言われますので、機会があれば参加してみたいです。