ヨルダン&レバノンのアーティスト・クリエーター作品
毎年開催され、今年で13回目となるらしいLes Createurs Libanais Exhibitionが3/15-19まで行われているとのことで、Abdali mallで子どもを遊ばせがてら覗いてきました。
イベントページはこちら↓
https://www.facebook.com/LesCreateursLibanais
レバノン、ヨルダンのクリエーターがバッグやアクセサリー、食器などのアイテムを展示販売しています。全部で60店ほどの出店でした。
レバノンブランドのパレスチナ刺繍。お値段も相応ですが、やはりクオリティ高く、ヨルダンで買えるものよりもよりおしゃれな印象でした。
刺繍クラッチバッグなどもかなりかわいい…思わず大人買いしそうになりつつ、子連れでこんな小さいカバン持ってどこへ行く？と我に返ります。
シリアでもよく見かけた、貝細工の木工品。そして美しい装飾のアラブ食器たち。
シャイグラスと受け皿がとても素敵で、日本に持ち帰りたい！と思いましたが、12客1セットの販売で断念…。
なかなか現実の生活スタイルとクリエーター作品の美しさとの折り合いがつきません。。
ゴールドのアクセサリーも、アラビア文字のデザインなど洗練されていて欲しくなります。しかし、見ていて美しい物と自分に似合うものの…（以下略）
結局、子供用にヨルダンアーティストのかわいいリボンを購入しました。。かわいいからいいのですが、無難。。
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同展示会は毎年この時期に開催されているようですが、この期間を逃してしまっても、少なくともヨルダンのクリエーター作品については個別に買えるそうです。
とは言え、個々のクリエーターと直接コンタクトするとなると、よほど買う決心が固まっていないと、なかなか気が進まないかも知れません。実物を見てみないと、写真映えが良すぎる可能性もありますし…。
ヨルダン発アーティスト・クリエーターの作品を、実物を見て購入する方法を調べてみました。
◆Jara Souk、Farmers market等
まだ冬季で休止中ですが、春夏頃から再開されます。（Jara soukは恐らく6月頃）
今回の展示会のようなブランド性のあるクリエーター作品というよりは、ローカルアーティストの手頃な作品が多いですが、見て歩いてアーティストと話して買う、という楽しみ方はできそうです。
◆Cheya Galleryなどの実店舗で買う
いくつかのアーティスト作品を集めて販売するセレクトショップのような店舗があります。Jabal Weibdehやダウンタウンにおしゃれなお店が多いのですが、SweifiehにあるCheya GalleryはZ&Zのあるビル（スタバ、Rawan cakeの隣）内にあり、近場なので行ってみました。
al Kawkab Street swefieh
https://goo.gl/maps/47y8cKMd6Rq
このビルの3階です。Z&Zの入口の左側にあるドアを開けると、ビルの上の階へ行くエレベーターがあります。
エレベーターを上がって左手に店舗入口がありました。
ちょっとしたお皿や刺繍、キーホルダーなどが比較的手頃な価格から置いています。割とカジュアルでポップなアイテムが多く、日本人的にはピンキリですが、よく探すとなかなかよいものも埋もれており、気に入ったテイストのアーティストをFacebookやInstagramでフォローすると、お気に入り作品に巡り会えるかもしれません。今はちょうど時期的に母の日ギフトが多かったです。
https://www.facebook.com/CHEYA-Gallery-2712833462274430
↑公式Facebookページ。
個人的にはベドウィンカーペット柄のボックスバッグやパスポートケースが気になっています…。
写真は@farha.designsよりお借りしました。（Instagramとの連携を只今修理中です。リンクのみですみません…）
アンマンの中華&アジアレストラン
※2019/3/29 チャパティの情報を追記しました。
ショッピングモールのフードコートへ行けば、ほぼ確実にWoxやChopsticks & Taj mahalのインド・中華（風）料理が食べられるアンマンですが、アジア料理に親しみのある日本人的には、もう少し本格的で美味しいアジアンも食べたくなる時があります。
これまでにアンマンで試してみた、中華・アジア料理のお店の一部を紹介します。
個人的に一番お気に入り&日本人に人気だった上海飯店（アンマンに2店ありました）がレストラン営業をやめた今、どこで中華を食べるかは悩ましいところです…。
1. Islamic Chinese restaurant
ヨルダン大の近くにある、ダウンタウンのようなMajdi mallというローカルモールの迷宮店舗内、3階にある場末な雰囲気の中華レストランです。
しかしヨルダン在住の中国人留学生、中国在住経験者等が口を揃えて「アンマンで一番美味しい中華レストラン」と言うそうです。オーダーは中国語かアラビア語でないとうまく通じないのですが、メニューに番号が振られており、また日本人なら漢字の筆談でも大丈夫です。
刀削麺が手打ちで美味しく、少し辛いメニューもありますが、辛くない麺やチャーハンなどは子どもでも食べられます。いつ行ってもアジアンな人々が集う人気店です。（しかし、どちらかといえば小汚い）
子連れで行く場合、使いにくいはしとフォークなどしかないため、子ども用のカトラリーと必要なら麺切りカッター持参をお勧めします。麺類は3-5JDくらいで、かなりの量が食べられます。
Islamic Chinese Restaurant
営業時間 10:00-22:00
Amman, Al-Urdon St.
https://goo.gl/maps/qJrPKtqehHC2
※2017年末、ヨルダン大の北門付近にできたお店も美味しいとの中国人留学生評でした。未トライですが、メニュー数はこちらの方が豊富、刀削麺はMajdi mallの方のみのとのことでした。
chinese resturantالمطعم الصيني في الاردن
Ahmad At-Tarawenah St. 25, 27
https://goo.gl/maps/kE89qczA9382
ヨルダン大付近は、学生エリアだけあり5JDも出せば色々食べられる店が多いです。近くのイエメン料理やインドカレーも安くて美味しいです！
こちらはイエメン料理の写真ですが…。安くて美味しいです！
2. Ren Chai
こちらはだいぶ趣きの異なる高級中華レストラン。隣のYoshi（寿司店）と併せて、安定したクオリティと美しい店内で人気です。もちろんお酒も飲めます。しかし1とは雲泥の差の値段の高さです。。
Ren Chai
営業時間 12:30-23:30
Methqal Al Fayez St 31
https://goo.gl/maps/kpWic78wUNn
3. Chinese village restaurant
会食のできる個室も備えた、比較的手頃な中華。火鍋が食べられるようです。注文にもよりますが、スープ1.5JD〜、炒飯2.5JD〜、野菜や肉料理も3JD〜くらいで、大人2人と子ども1人でランチ（お酒抜き）して30JD弱くらいの相場でした。
Chinese Village Restaurant
営業時間 11:00-23:30
https://goo.gl/maps/ZkJMk8wfwaJ2
4. Peking restaurant
見た目は結構高級そうで、Al Qasr Metropole hotelの向かいにあります（ちなみに、個人的には同ホテル内のVinaigretteがアンマンで1番好きなお寿司屋さんです）。
お酒も飲めて、店内の雰囲気もよく、まあまあ美味しい中華が食べられます。
広い店内は子連れで行っても全く差し支えなく、会食の方やしっとり系カップルは、賑やかな客たちから隔離された奥の隠れ家的スペースに通されてました。。休日の昼はかなり空いていて、2歳児はごはんの後に眠くなってソファ席で昼寝してました（お行儀悪くてすみません…）。
注文にもよりますが、スープ2.25JD〜、炒飯3.25JD〜、野菜や肉料理は3.5JD〜くらいの相場で、大人2人子ども1人でランチ（お酒無し）して35JDくらいでした。
Peking Restaurant
営業時間 昼〜深夜までとざっくり。。
https://goo.gl/maps/Kf11pNo56jB2
5. Chapatti
こちらはカレーの美味しいお店。アンマンに3店舗にあります。KhaldaとSweifiehのお店に行きましたが、どちらも美味しく、またインドカレー屋ですがシャワルマがかなり美味しいとの評判です。（タンドールを仕込んでいるので、焼き具合が良いのかも…？）
Khaldaは昨年、ランチビュッフェを毎日やっていて、複数種類のカレーやビリヤニ、サラダとスイーツ込みで食べ放題（かつ幼児無料）@11JD/人とかなりよかったのですが、今はランチはビュッフェ営業をしていないようで残念です…。しかしカレーはとにかく美味しく、辛くないものを選べば2歳児でもパクパクでした。店名にもなっているチャパティも美味です！
こちらはSweifiehの店内。
大人2人と幼児と乳児で、カレー二種（バターチキンとフィッシュフィレ）、チャパティ4枚、ラッシー2杯、お水を頼んで20JD弱でした。バターチキンは幼児でもOK、フィッシュは辛くないのを頼みましたが、スパイスの味が強めでした。一歳手前の娘もチャパティはむしゃむしゃ食べてました。
子どもたちにはおもちゃを一個ずつくれました。テーブルマットの紙が迷路になっていたり、子どもも飽きずに過ごせます。
Khaldaのビュッフェで一通り取った皿↑
https://www.facebook.com/Chapatti.Restaurant/
営業時間 昼〜深夜まで（12:00や13:00以降に開いていることが多いです）
Chapatti Indian Restaurant (Khalda)
Wasfi At-Tall St., Amman
07 9999 2211
https://goo.gl/maps/PJAiVjR77Ar
Chapatti Restaurant (Sweifieh)
Tarek Al-Jundi St., Amman
(06) 586 8885
https://goo.gl/maps/Lh7HCptBBw72
Chapatti Indian Restaurant（ヨル大の向こう側）
Complex No 83, Yajouz St 83, Amman
(06) 533 9133
https://goo.gl/maps/7d2m5Ad6tjR2
6. Noodasia
こちらはAbdounのおしゃれなアジア料理店。お高めですが、値段なりに美味しくもあり、お酒も飲めるし店内はかなりおしゃれです。お友だちや家族と、寿司やアジア料理を少しずつ色々食べたい時などに。
Noodasia
Abdoun Cir., Amman
営業時間11:30-0:30 （木金は12:30-23:30）
https://goo.gl/maps/3TALzsHmLbk
7. Sichuan
デリバリーとテイクアウトのみですが、ピリッと辛くて本格的です。お家で本格中華を食べたい時などに便利です。
https://www.talabat.com/jordan/sichuan
Sichuan chinese restaurant
Almadina Almonawara street, Near Burger King, Amman
営業時間11:00-23:00
https://goo.gl/maps/xwLVV8Kxei82
8. Korean restaurants : Soho, Dream, Maroo
韓国料理は市内に三軒あります。
事前に予約が必要、かつ皿数多いのをシェアして食べる感じなので、なるべく多めの人数で行くのがオススメです。
（大人3人でも行ったことがありますが）
厳密な価格設定は分かりませんが、感覚的にはDream house < Maroo < Sohoの順で高くなる気がします。Dreamでのランチは1人10JDくらいでした。
韓国人が経営する韓国レストランなので、味の本格さは間違いないです。看板なども出ておらず、普通の一軒家やビルで営業しているため、初めて行く際は、事前の予約電話で正確な場所や入口を確認しておくことをお勧めします。
Dream House
+962 7 9980 2293
営業時間・定休日 不明
https://goo.gl/maps/e6k5rKY6TUs
Soho Restaurant
Ahmad Al-Arousi St., Amman
(06) 592 2432
営業時間 昼〜22:00（日曜定休）
https://goo.gl/maps/si8nzyDUXqB2
Maroo
Amman, Moussa An-Naaymat St., 47
07 7698 8246
営業時間・定休日 不明
https://goo.gl/maps/XShc7pyqWUn
ヨルダンの幼児教育2 評判のよい園
※2019/4/1 Small Worldを見学したので追記しました。
※2019/3/11 Pre Kが多かったのでKGを追記しました。
長くなったので２つに分けました。
前半はこちらです↓
実際に通わせていないところが殆どなので口コミがベースですが、日本人の子女が通った実績があるところや、Expatsに人気のある園を一部紹介します。
本記事をご覧になった方で、もし実際にお子さんを通わせていてより正確な情報をご存じでしたら、是非、情報提供お願い致します。
※幼稚園・保育園見学は、園に直接電話やWhatsappなどで連絡すると、だいたい直ぐに見学を受け入れてくれます。30分ほどで園内を案内してくれることが多いので、費用、1日の流れ、持ち物等、確認したい項目をメモしておくと良さそうです。
※入園を希望する場合、人気の園は席を確保するのに事前に支払いを求められることが多いです。また、登録の手続きは園によって異なりますが、パスポートコピー、医師の診断書、予防接種記録のコピーを提出するのが一般的で、園によっては出生証明書（Birth certificate）等が必要なことがあります。
◆インターナショナル
●アメリカ系のAmerican Community School (ACS)、イギリス系のInternational Community School (ICS)付属の幼稚園が人気のようです。後者の方が空港に近いところにあり、通学は大変のようですが…。対象年齢はどちらもKGに相当します。
●Deir GhbarにあるFrench schoolや、その向かいにあるThe Little Academy (TLA)も定評があります。TLAは一度見学に行きましたが、1歳半の子でも英語、フランス語を併用するらしく、もしフランス語に縁のある生活をされているのであれば、語学定着に良さそうです。Preschool相当から受け入れているようです。
●インターナショナル園は通わせている家庭もExpatsや欧米のハーフなどが多いので、親御さんの交流も活発そうです（想像の範囲ですみません）。今後も在外を移動される家庭の場合、インターナショナルプログラムの園の方が他国でも教育内容が継続しやすいメリットもあります。また、物理的なセキュリティ面や、保育の質の観点でも、学校の付属園の方が安心との意見もあります。
●一方でインターナショナル園はクオリティに見合ったFee（高め）が必要です。ACSのホームページによれば、2018年度のEarly Yearsの学費は年間8450ドル…（他にも初期費用等必要です）。
●なお、他にもインターナショナルを冠した学校は多数ありますが、主にヨルダン人の富裕層の子女が通っているようです。（Al Qimma、Modern American Schoolなど）
●ICS (イギリス式、Early Years : 3-5歳)
日本人の子女が通った実績あり。
International Community School in Amman, Jordan
https://goo.gl/maps/7Bff8XHbsWx
●ACS（アメリカ式、Early Years: 4歳、Kindergarten: 5歳）
American Community School Amman |
American Community School
Abdul Rahman Khalifeh St، Amman
https://goo.gl/maps/CPPqhv4eFB42
●The Little Academy （Nursery, Preschool & KG）
18ヶ月〜6歳まで。英仏アラビア語で学ぶプログラム。日本人の子女が通った実績あり。
The Little Academy TLA
Al Iftikhar St 12, Amman
https://goo.gl/maps/vDuRR8zoYN72
●French school (PreschoolからKG相当、1歳半から5歳くらいまでの4学年）日本人の子女が通った実績あり。
Home - French School of Amman - LYCEE FRANCAIS D'AMMAN - JORDANIE
Lycée français d'Amman
French School of Amman, Al Iftikhar St 13, Amman
https://goo.gl/maps/dd845joLKe42
以下は地区別、園別に記載します。特に記載が無い場合は英語アラビア語のバイリンガル使用が通常で、園により重点が多少変わります。
◆Um Uthainah
●Ecokids (Preschool & KG）
18ヶ月〜5歳まで。自然派で環境に配慮した教育プログラムで大人気の園。机に座って勉強しない、給食（ベジタリアン）提供があることなども人気のポイントで、入園待ちのWaiting listができています。日本人の子女が複数通った実績あり。比較的英語中心のようです。
About – EcoKids Preschool and Kindergarten
（園舎がPre KとKGで分かれているようです）
●Whitman Academy (KG)
3歳から12歳まで対象。こちらもWaiting listができているとの噂。キリスト教福音主義（プロテスタント）の学校です。
Whitman Academy, Al Thahran St 21
https://goo.gl/maps/SSMV16hYGzr
◆Abdoun
●Paradigm Preschool （Pre Kのみ）
18ヶ月から4歳まで対象。雰囲気が良くて人気の園です。こちらはフランス語もやるようです。
Paradigm Preschool - ページ情報 | Facebook
Paradigm Preschool, Khaled Abu Dalbouh St 23, Amman
https://goo.gl/maps/feFDgBgRGP62
●Iman Early Learning Center （PreKのみ）
2から4歳対象。King Hussein Business Parkにも系列園があり、そちらも人気です。
Iman’s Early Learning Center
Ihsan al Nimer Villa no. 7
https://goo.gl/maps/cYFVQJgjzAo
Iman Early Learning Center - IELC Preschool - ホーム | Facebook
●Hill house Kindergarten (Pre K & KG）
2から5歳対象。教育プログラムにも定評あり、バス通園も可能。必須となっている制服がシンプルでかわいい園。日本人の子女が通った実績あり。
Hill House Kindergarten & Nursery: International Preschool in Amman
Hill House Kindergarten
https://goo.gl/maps/Vc7TcPdGtAR2
Hill House Kindergarten Introduction - ホーム | Facebook
●Hearts and Hands (Pre Kのみ）
2から4歳対象。ヨルダン人富裕層やExpatsのご家庭が通っていて比較的評判が良いようです。
Hearts & Hands Preschool
Al-Mansourah St.
https://goo.gl/maps/vspt5PXvLPt
●Raise and Praise （Pre Kのみ）
2から4歳対象。Hearts and Hands同様、場所が近いからか並んで名前が出ることが多いように思います。
Raise And Praise Preschool
https://goo.gl/maps/aCdPsHHSQvT2
Raise and Praise Preschool - ホーム | Facebook
●Book 'n'Brush（Pre Kのみ）
2から4歳対象。こちらも上記2園とよく一緒に名前が上がります。
Book n Brush
Zuhdi Osfour St., Amman
https://goo.gl/maps/ZCZW7BGQAPD2
Book'n'Brush nursery & preschool - ホーム | Facebook
◆Sweifieh
●Learning Trail Nursery （Pre Kのみ）
18ヶ月から4歳まで対象。アラビア語により重点を置きつつ、Expatsにも人気の園。園庭にうさぎなどがいて動物と触れ合えたり、ハーブを育ててクッキングしたりするなど、都会にありながら自然派な活動を組み込んでいるのも人気のポイントです。
Googleマップと少しずれてますが、この辺りにあります↓
https://goo.gl/maps/yBXA74FyQWJ2
●Building Blocks Preschool（Pre Kのみ）
18ヶ月から4歳まで対象。インターナショナルではありませんが、比較的英語を使う、立地が便利、費用や教育プログラムが柔軟かつ適度な範囲であることから、日本人の子女が複数通った実績あり。2018年は年間2600JDほどでした。
Building Blocks Preschool، Al Rakha' St 1, Amman
https://goo.gl/maps/vJqJQZu7VdU2
Building Blocks Preschool - Amman
↑最近はFacebookページはあまり使われていないようで、保護者のWhatsappグループに日常の写真が送られてきます。
●Bubbles Kids Center（Day Care）
18ヶ月〜3歳まで（比較的柔軟なため、1歳台前半の子でも預かってもらえたようです）。午前中〜昼過ぎまでは保育園、午後は有料の室内プレイスペースとして使われています。
幼稚園というよりは、day care的に預かってひたすら遊ばせてくれる施設で、いわゆる机に座ったお勉強はありません。週2-3日通うプログラムもあるので、毎日ではないが託児したい場合にも適しています。Zahran gateのビル内GF奥にあります。外遊びができないのはやや残念かもしれません。
Bubbles Kids Centre
https://goo.gl/maps/ern2jwnnR4U2
Bubbles Kids Center - ホーム | Facebook
◆Shimeisani
●Small World （Nursery & KG）
Googleマップにも載せていないのですが、Prince Hashem Bird Gardenの近くにありました。18ヶ月（歩けるようになってから）〜5歳まで対象。日本人の子女が通った実績あり。
Facebookにclosed groupがあり、そのグループのadminの方が保育園の運営者なのでそちらに問い合わせることができます。（←しかしFBでメッセージしても返事がなかなか来ず、結局電話番号を調べてWhatsappしました。。）
1984年設立の歴史の古い保育園で、設立時から携わるベテランの園長先生が優しく子どもたちを見守ってくれています。朝7時から16時まで受け入れており、プログラム自体は9:15-12:30まで（午後は追加延長料金で対応）、広い園庭の他、お昼寝ルームや室内のプレイジムもありました。またスクールバスでの送迎も可能です。使用言語は英語とアラビア語が半々ですが、英語の先生はネイティブではありません。しかし通っているのはハーフの子も多く、ローカル保育園にしてはかなりインターナショナル、かつ保育の内容もしっかりしている印象でした。個人的には、園のルールなど、見学や通園したことのある6園の中で一番きめ細やかでした。
●Tree Tops Nursery （Nursery & Pre K）
7:30-16:00まで預かってくれるため、働いている方にも人気です。
Tree Tops
Abdul Hamid Karami St., Amman
https://goo.gl/maps/jirDXNYzTgn
◆Khalda
●Modern Montessori School (Pre2 & KG)
3から18歳まで対象。人気でWaiting listができているとのこと。
Modern Montessori School
Thabet Ben Dinar St. 33, Amman
https://goo.gl/maps/zNCY6KTiR2J2
Modern Montessori School- Jordan - ホーム | Facebook
●Amman Academy (KG)
3歳から18歳まで対象。こちらもExpatsも意外と通っているようです。
Amman Academy
Sulayman Abd Al Qadir As، Sukkari
https://goo.gl/maps/o8HyPPzGGg12
ヨルダンの春到来
3月に入ってもみぞれが降るなど冬模様だったヨルダンですが、やっとあたたかくなってきたようです。
◆
桜に似たアーモンドの花もだいぶ開いてきて、花粉症の方々を苦しめています。
日本では花粉症になっていなかったのに、こちらで発症する方も多いようです。
◆
公園へ行くと、白や黄色、紫と色とりどりに小さな花がたくさん咲いていて、あたたかな陽射しの下で、ピクニックの家族連れがゆったりとした贅沢な時間を過ごしています。アラブ式の春の楽しみ方ですね。
King Hussein Parkなどの大きな公園は週末はたくさんの家族で大賑わいでした。Ajlounの花畑もそろそろ見頃ではないでしょうか。
（実際に行けておらず、写真が無いのですが…）
ヨルダンの国花ブラックアイリスも、この時期だけ楽しめます。
花咲き誇る、春。
◆
最近の我が家は公園で自転車（ストライダー的な、ペダルのないもの）の練習をしていますが、公園に行くとヨルダン人ご家族からたくさんのおもてなしをうけます。
アジア人の子どもが珍しいのか、声をかけられることはしょっちゅうですが、ピクニック中だとそれに加えて、オレンジ（しかも皮を剥いてから）、あたたかいお茶（ポット持参が普通なので）、スナック菓子、チョコレート、、等々持参したあらゆる飲食物を勧めてくれます。
アラビア語の先生とこの話をした際、「アラブ人にとって、外国から来た人をおもてなしするのは当たり前のこと。加えて、小さい子どもがいたら、手伝いを申し出たり声をかけたりしないはずがない」と言われました。
このアラブ的おもてなし感覚のお陰で、ヨルダンではとてものびのび、ゆったりとした気持ちで子育てすることができています。日本にもこうしたおもてなし精神が根付くと良いのですが…
◆
さて、春が来るということで心待ちにしているのが、The Meat masterのお隣に建設中のSweifieh Villageです。
Swefieh Village - ホーム | フェイスブック
【2019年春開業予定】と謳われていましたが、工事の遅れが常態化したヨルダンなので、ラマダン明けくらいに開いたらラッキー、ぐらいの気持ちで待ちわびております。
ヨルダンで1番おいしいと個人的に思うカフェDimitris coffeeや、Abdali boulevardにあるケーキ屋さんMarmaladeなども出店するらしく、またSweifiehが便利になる…と楽しみにしているのですが。。
本日、工事現場を見に行ったら、まだこんな感じでした。
春はもう少し先のようです…
（※2019/3/15加筆
その後、公式Facebook pageをチェックしたところ、2019夏開業に延期した模様です。）
ヨルダンの幼児教育
日本のように児童館的な無料の遊び場が殆ど無く（有料は色々とあります。詳しくは別ポスト参照）、公園があっても寒過ぎる冬と暑過ぎる夏は外遊びに適さないヨルダン…。子どもが大きくなりエネルギーを持て余すに連れ、日々の過ごし方に困ってしまいます。
ヨルダンの子どもたちはと言えば、周りから聞く限りでは、未就学児は幼稚園、家庭の他には祖父母の家で過ごしたり、富裕層はベビーシッターが世話をすることが多いようです。
子どもの数が多いだけあって、子どもたちを預かる幼児教育施設（保育園、幼稚園）は数多あり、よほど人気の園でなければすぐに入ることができるのは、日本より助かるところかも知れません。
ヨルダンの保育園、幼稚園について少し調べたことをまとめました。
（※長くなったため、口コミ人気の高い園については別ポストにまとめます。）
KG :Kindergarden روضة ラウダ
●ヨルダンでは、義務教育は6-15歳（前期中等教育まで）の10年間とされており、就学前教育はその前の2年間、任意でいわゆる日本の幼稚園にあたるKindergarten（以下、KG）に通います。
●KGも教育省の管轄で、KG2（5歳）の就学率は59%程のようです（Jordan Times記事、2017）。
●学年の始まりは学校同様で9月から翌年の6月まで。学年は生まれた西暦で区切られています（ACS -American Community SchoolやICS -International Community Schoolなどのインターナショナルスクール付属園は、cut off dateを8月末としているそうです）。
つまり、2018-19年のアカデミックイヤーは2018年9月に始まり2019年6月に終わり、この年度のKG対象者は2013年1月から2014年12月生まれの子どもたちとなります。（園によって、多少の融通は利くようです。）
●KG1と2の2学年あり、1の方が下の学年かと思いますが、、園により説明が逆だったり、、園によっても異なるのかも知れません。。（基本は1→2かと。）
●KGは公立、私立、NGO設置によるものなど様々で、公立は主に公立小学校に併設されているようです。公立約1100園、私立1450園ほどあるとのこと（小山 2013）。
Pre-K :Preschool روضة ラウダ （を使っている模様）
●KGに先立って早期幼児教育を始めたい場合、入園させることができるのがPre-Kと言われるPreschoolです。
●対象年齢は生後18ヶ月から4歳までと説明されることが多いですが、上記と同じ今年度では2015年1月から2016年12月生まれの子どもたちがPre 1、Pre 2に所属しており、更に小さい子どもたちを受け入れるtoddlerクラスが設置されている場合もあります。
●トイレトレーニングが終わっていない場合、ちゃんと進めてくれます。おむつの場合は、ワイプと共にカバンに入れて持たせていました。
KG&Pre-K 共通事項
●園による違いはありますが、時間は朝8時-8時半くらいから13-14時までが通常で、追加料金で2時間程度の延長が可能な園もあります。
●Preschoolレベルはお昼寝タイムの有無も園によって異なります（KGは恐らく無い）。お昼寝部屋がある園もあれば、短時間の預かりなのでなるべく寝かせない方針の園もあるようです。
●いくつかの園を除き、通常はランチボックスやスナックを持参します。サンドイッチ、フルーツやスティック野菜、シリアルなどと、120-200mlくらいの小さいパック牛乳やジュースを持っていく子が多いようです。なお、この軽食は10:30-11:30くらいのスナックタイムに食べますが、ヨルダンの食習慣的には朝食に当たります。（帰宅して14-15時くらいに昼食を取る想定。）
●スクールバスを運行している場合も多く、月額料金（園と居住地区の距離によって異なる）を払うと毎日家の前からピックアップ&ドロップオフしてもらえます。
●筆者の子どもが通った幼稚園のクラスでは、アルファベットや色、形などを英語アラビア語で習う他、歌やダンスもしていました（Pre-Kレベル）。毎週テーマがあり、サファリ、飛行機、宇宙、アートなどのテーマに沿って工作などにも取り組んでいました。園によっては課外授業でプレイジムや子ども博物館などへ行くこともあります。この辺に園の個性やクオリティの差が見られます。
●通常、英語とアラビア語のバイリンガル教育をしていることになっていますが、スタイルは園によって異なり、ひとクラスに英語の先生（ネイティブの場合と、英語のうまい非ネイティブの場合がある）とアラビア語の先生2人配置の場合、週に何日かネイティブ先生のクラスがある（あとは基本ミックス）の場合、サークルタイムが英語とアラビア語を一日交替の場合、などなどあるようです。
●費用は、私立に限っての話となりますが、年1000-3500JD辺りと広く、園によって大きく異なります。月額単位で支払える園、年間一括または半期一括支払いのみの園（前払いの場合、途中で退園しても払い戻し不可となりますのでご注意ください）、毎月またはtrimester毎に支払いできまとめて払うと割引になる園…等があります。学費の他に、初回のみの学用品費用で200-1000JD追加徴収する園もあります。まさにピンキリです。なお、公立幼稚園だと月100JDもしないようですが、、恐らくこれを読んでいる方は入られないと思いますので詳細割愛します。また、いずれの場合も夏季休暇は含まれていません。
●7月から8月は夏休みとなり、8月前半まではsummer campが開催されることが多いです（別料金）。しかし、イースター休暇やクリスマス&年始休暇、8月の後半などはキャンプが無いことが多く、自宅で過ごす時間が多くなります。
（インターナショナル度合いが高いほど、休みが長い傾向に思われます。）
気になる点は、見学に行った際に質問してみると良いかもしれません。
Nursery حضانة ハダーネ
●恐らく日本の保育園と言って語弊が無いかと思われるNurseryですが、厳密な区別なくKGやPre-Kと名称が混同されている場合もあります。
●一般的なNurseryは、主に働いている母親が乳幼児を預けることができ、生後8週目くらいから受け入れてくれるところもあります。日本のように、預ける要件や審査は無く、空きがあってお金を払えば預けることができます。
●だいたい朝8時から14時くらいまでのところが多いですが、延長すれば16〜17時まで預かってくれるところもあるようです。
●NurseryとKGが併設されている園では、Baby class (0歳〜歩き出すまで）、toddler class（歩き始め〜Pre 1まで）、Pre1-2、KG1-2と分かれているようです。（クラス分けは園によります。）
●私立の一般的な料金は、ごくごくローカル（月150JDほど）のものから、富裕層やExpats向けなところまで様々です。
●保育園であっても通常はランチボックスやスナックなどの軽食を家から持参しています（ファストフードなどを持ってくる子もいるようですが…）。持参した離乳食やミルクも与えてくれます。
●スクールバスも園によってはあります。
●基本、金土とヨルダン政府の休日以外は休みません（雪で政府休日となると休みですが）。
●Nurseryは社会開発省の管轄で、同様に公立、私立、NGO設置のものがあります。
◉これらがベースで、運営形態はKG単独、Pre-K単独、Nursery & KG、KG & Preschool、学校に併設したKG…などなど様々です。
余談ですが、、
筆者の息子が最初に通ったNurseryはとてもローカルな私立でしたが、Native（恐らく英語圏アフリカ）の英語の先生がいて、先生たちはあまり英語が通じませんでしたが1-2歳の子どもたちは少し英語を話していました。月180JDほどの園でしたが、babyクラスとtoddlerクラスはそれぞれ2-5人くらいしか子どもがおらず、少人数でアットホームな感じはよかったかと思います。
【参考文献】（順不同）
UNESCO Institute for Statistics
The Jordan Times (2019/3/1アクセス)
Education Ministry, UNICEF launch plan to ‘universalise access’ to kindergarten | Jordan Times
小山 祥子「ヨルダン・ハシェミット王国の幼児教育に関する研究II」
http://www.cf.ocha.ac.jp/archive/cwed/wp-content/uploads/2014/03/report2013_4.pdf
UNICEF "Jordan's Early Childhood Developmet lnitiatlve."
https://www.unicef.org/jordan/jo_children_ecddocumentation2009en.pdf
幼児教育を巡る問題
数年前、アンマンの保育園で園児が虐待された事件（17ヶ月の子どもが3日間、一日中屋外に閉め出されて泣いていたのを、隣家の住人が動画撮影し告発）がソーシャルメディアで注目を集め、多くの園で監査が入った結果、改善指導されたり営業停止になった保育園もあったそうです。
★参考・事件の概要
Jordan nursery director jailed after shocking child abuse video
人気の園はやはりそれなりのクオリティが望めますが、数多の幼稚園、保育園が乱立する中では、問題のある園も無いとは言えません。お子さんの性格、生活スタイル、お家の教育方針にあった環境が見つかるよう、是非事前の見学や、実際に通われた方からの評判の聞き取りをお勧めしたいです。
ヨルダン滞在査証延長手続き
※滞在手続きについては、ご自身の責任で最新の情報をご確認ください。本記事は、2019/02/24時点での個人的な経験に基づく内容を記載しています。
日本人であれば、パスポートの種類（公用、一般など）を問わず、入国時にオンアライバルで1ヶ月（30日）間の観光ビザが取得できるヨルダン。公務や会社の駐在で滞在する場合は、所属先が以降の査証延長手続きをしてくれるかと思いますが、自分で手続きが必要な場合の対応を簡単にまとめました。
1. 査証延長、滞在資格の種類と罰金
●1ヶ月以内の滞在
入国から30日以内にまた出国する場合は、何も手続きを行う必要はありません。空港や陸路国境のイミグレーションで押されたスタンプにより、ヨルダンに滞在することができます。
（キングフセインブリッジ（イスラエル側名称はアレンビー橋）を経由したイスラエルからの陸路国境越えを除く。この場合、正式な国境でないことから入国スタンプが押されないため、事前にヨルダンの有効な査証を取得していないとヨルダン入国を認められません。）
●3ヶ月（90日間）以内の滞在
30日間の査証から90日間の滞在へ査証延長するのは比較的簡単です。滞在先地区を管轄する警察署で簡易な手続きを経ることで、無料で滞在延長が可能です。
（詳細は2.を参照）
●6ヶ月（180日間）以内の滞在
2回目の更新も、筆者自身は行ったことがなかったのですが（3ヶ月毎に国外へ出ていたため）、実は比較的簡単なようです。
居住地に変更がなければ、パスポートを持ってManagement of Residence and Bordersの事務所へ。必要書類に記入して申請し、手数料1JDを支払います。新規に90日間、入国日から起算して最大180日間までの滞在ができるようになります。
★Management of residence and borders
https://goo.gl/maps/rQaGbhJP1xt
（入口でセキュリティチェックがあります）
●1年以上の滞在
公務滞在者や長期在住者がこちらに該当しますが、1年以上滞在する場合は、1年間有効な滞在資格（通称、イカーマと呼ばれます）を申請し、毎年更新する必要があります。
しかし、自分でイカーマを申請するには血液検査（HIV/AIDS、Ｂ型肝炎、結核に感染していないことを証明。所要30JD。）を受けた上で、内務省や上記Management of Residence and Borders、就労する場合は加えて労働省での手続きを行う必要があり、アラビア語と手続きに精通していないと、かなり煩雑です。
（※日本の外交、公用旅券での駐在者は、日本で派遣前の健康診断を受けていることから、イカーマ申請時の血液検査免除となっています。）
この手続きを避けるためには、更新した査証の期限前にヨルダン国外に72時間以上滞在することで、リセットされます。そのため、数ヶ月おきに出国される方もいます。筆者もその1人です。
一方、イカーマを取得すると、観光地がヨルダン人料金になる（ペトラはたったの1JD）、ヨルダンでの自動車免許が取得できる、など居住者としての扱いが得られるメリットもあります。
なお、こうした手続きについて在ヨルダン日本大使館のホームページにも掲載されています。
そして、ヨルダン政府の英語ウェブサイトも。説明、シンプル過ぎませんか？
（2回目の更新やイカーマ申請の説明ページもあります。）
また、My Amman Lifeというブログでも一年未満の更新について紹介されています（英文）。この記事と少し違うのは、今は指紋を取るのが機械読み取りなので、手がインクで汚れないことでしょうか…。ここに書かれている通り、警察は英語が通じる人が（実際に手続きしてくれるカウンターの人以外）殆どいないので、アラビア語のできる人に同行してもらえると心強いです。とはいえ、署内で迷子になって悲しい顔でウロウロしてると、高い確率で、どこ行きたいの？と声かけてくれますが…（アラビア語で）。
How to Extend a Tourist Visa in Jordan – My Amman Life
●滞在期間を超過した場合
1日超過につき、1.5JDの超過料金を出国時に支払います。30日で45JD…。
例えばヨルダンに35日だけ滞在する場合など、手続きにかける手間暇を考えると、警察署に行く余裕が無ければ超過料金を払った方が楽だという考え方もありますね。
2. 入国後3ヶ月（90日間）有効の査証更新の仕方
かなり自己流ですが、過去4回ほど自分で更新手続きを行った経験を記します。
①まずは居住地区を管轄する警察署を探す。
実はこれが、最初は一番のハードルでした。googleマップで直線距離が近く、道がわかりやすい警察署に行ったところ（ちなみに3サークル付近のZahran Police Station）、筆者の住んでいる地区は管轄外と言われました。しかし、赤子連れのアジア人を不憫に思ったのか、初めてで書類等も不備があるにも関わらず、二つ返事で更新手続きをしてくれました（感謝）。
2回目の手続き時は、隣の地区にある警察署（Shimeisani）を訪問。しかし、また外れ…。住んでいる地区を言っても、此処じゃないと言うだけで、どこが正解かは教えてくれません（知らないのかも）。そしてここは断固として手続き拒否。後述しますが、外の本屋でパスポートコピーまで取らされたのに…最後の最後で拒否され、あえなく帰宅。
最終的に、8サークルのBayader Police Stationへ行くことになります。管轄の警察署が分からない時は、住んでいるアパートの大家さんや、滞在しているホテルのスタッフに尋ねるのが確実かと思います。（手続き上、Ownerとして保証してもらう必要もありますので。）
②必要書類の入手、記入、添付書類の準備。
申請書類は警察署の手続きカウンターに置かれています。
初回は手続きカウンターに出向いてそこで書きましたが、可能であれば事前に入手して書いてから持参することをお勧めします。様式は無造作に置かれており、何枚持ち帰っても大丈夫です。
理由は、カウンターにペンなど無い場合が多いこと、手続き時間の短縮、そしてOwnerの署名を事前に用意できること、などからです。
写真の通り、様式は英語併記で、申請者のパスポート情報や住所、母親の名前、署名など書く程度で難しくありません。但し、ここでOwnerとして申請者の居住を保証する人が必要になります。初回は住んでいたアパートの大家さんの情報にしましたが、事前に様式を入手できなかったため、署名やID情報が分からず、大家さんに電話をかけて警察の人と話してもらわなければならなくなりました。そして、どの警察署も入場時に入口で携帯を預けなければならないため、色々と煩雑になりました。
2回目以降は、イカーマを所持する家族（夫）の情報と署名を記載して申請しましたが、特に問題なくパスしました。大使館のウェブサイトによれば、アパートの大家さんや、滞在しているホテルのオーナーでも良いそうです。語学学校等からの受入確認レターでもよいのではないかと思います（未確認ですが）。
添付書類は、大使館ホームページではパスポートのコピー（写真ページ、最新のヨルダン入国スタンプページ）、Ownerとして保証する人のIDコピー（イカーマ所持者の場合はパスポートの写真とイカーマページ）、居住地を証明する賃貸契約書やホテルの滞在証明レターなどが必要、とされており、Shimeisaniの警察署では確かにそれらのコピーを警察署の外の本屋で取らされました（有料）。しかし、Zahran警察署では、警察署のコピー機で無料で取ってくれ（自分で取りに行く必要あり）、Bayaderではコピーを持参したが毎回不要と返却されています。ということで、念のため持参する方が良いですが、不要なことも多いようです。特に、同じ警察署で2回目以降の手続きでは恐らく要りません。
③指紋を取られる&写真を撮られる。
さて、警察署に行ったら、様式が既に記入済みであれば後は指紋と写真をとるのみです。
以前は手を真っ黒にして両手全指の指紋を取りましたが、今は機械の指紋読み取りガラスに押し付けてぐりぐりされるのみです。しかし、読み取りがエラーだらけ（筆者の手が乾燥しているか、ガラスが手脂で汚れているか）で、インクの方が良かったのかも知れません。とにかく時間がかかります。順番待ちで並んでいることも多々あります。少しでも読み取りやすくしようと、ハンドクリームで手を潤わせて行きましたが、あまり効果はありませんでした…。写真は同じ機械でさっと撮影され、終わると申請様式にスタンプを押してくれます。
④申請窓口へ提出。
様式が置かれていた窓口へ、パスポートと必要書類を提出します。後は待つのみです。初回は住所の確定に時間を要する場合があります。可能であれば、住所のアラビア語表記したものを持参すると話が早いかと思います。（携帯は入口で預ける場合が多いので、紙媒体がおすすめです。）
なお、手続きが完了すると、名前ではなく「日本人！（ヤーバーン！）」と呼ばれます。これはどこの警察署でもそうでした…。
もうひとつちなみに、Bayader警察署は申請窓口のある建物（Zahranに面している）と指紋を取る建物（徒歩の場合は空き地を通り抜けた裏通りにある）が異なり、後者のみ携帯を入口で預けることになります。
更新完了。このようなスタンプが押され、入国から90日間の滞在が可能となりました。
ちなみに、イカーマの初回申請様式、更新申請様式も同じ窓口に置かれていました。英語併記などなく、、ハードルの高さが違いました…
※追記
色々調べていたら、内務省が昨年から査証手続きのeサービスのサイトを立ち上げたようです！
Visa and residency services now available online | Jordan Times
ユーザー登録が必要など、やや複雑な設計でもあり、怪し過ぎてまだ使っていませんが、オンラインでできたら便利ですね！英語のユーザーマニュアルも掲載されていました。
Visas and Residency E-Applications - Ministry of Interior
ヨルダンの交通・道路（小話）
電車、トラム等の公共交通機関がなく、基本的に移動は車、タクシー、場所によってはバス（and/or セルビス）を利用するなど、どこまでも道路頼りなヨルダンの交通。
よほど奥地まで行かなければ、比較的地方に行っても道路が舗装整備されており、またアンマンから郊外へ延びるハイウェイは、猛スピードの車と大量の大型トラック、トレーラーたちを支えるべく、どこまでもまっすぐ滑らかに続いています。
一方、車頼りな交通で悩ましいのは都市部の交通渋滞。アンマン市内や一部地方都市では、朝と昼頃（学校や政府など公的機関の仕事が終わる1:30-15:00）、夕方は大きな道やザハラン沿いのサークルでの渋滞が日常的に見られます。
（とはいえ、何時間も抜けられなくなるバンコク、マニラやジャカルタのような大都市の渋滞とは比較にならないプチ渋滞ですが。。）
渋滞の原因たち
渋滞する時間帯以外に道が混んでいる時、原因となるのは、交通警察による交通整理、信号、交通ルール違反、事故などです。
交通整理は、信号が少ないヨルダンならではの風景です。交通警察官が誘導してサークルに入る車を一時的に止めたり流したり調整することで、ラウンドアバウト内で（お互いに全く譲り合わずに頭を突っ込むため）全方向からの車が詰まってしまうのを避けるべく、行われているようです。しかし、バランスよく流れている時はよいものの、交差する車線側を流していて反対側が止められている時間が長いと、かえって大渋滞になっていることもあります。。
最近は信号が新規設置される箇所が増えたように思いますが、信号も長かったり短かったりで、なかなかスムーズに流れません。。なお、信号が変わると共に、2台目以降の車が先頭車両に向かってクラクションを鳴らすのも、ヨルダンあるあるです（そのためか、先頭車両の運転手は信号見ていないor見えない位置に停止することが多い気がします…）。
交通ルール違反は、路上駐車は通常（取り締まられることも稀にありますが）当たり前にありふれていますが、時に二重駐車されると途端に渋滞の原因となります。また、路駐していた車が周りをよく見ずに出ようとして、交通を妨げることも。。そして、前の車がふらふらしてスピードが遅い、、と思ったら、追い越し際に覗くとだいたい携帯で話しながら運転しています（ハンズフリーではない）。。小さな交通ルール違反も積み重なって渋滞の原因です。
なるべく巻き込まれたくない事故、はハイスピードで走る幹線道路で特に多いですが、狭い住宅地の路地でも日常的にぶつかってます。多少ぶつかるくらいは、あまり気にしないらしいです。道路を走るボロボロの車もよく目にします…。盛大にぶつかった時はパトカー、救急車、消防車が勢揃いして、大渋滞を引き起こしています。
歩道の障害物
余談ながら、アンマンは基本的に歩行することが想定された街ではありません。
（ダウンタウンやWeibdeh、Sweifiehなどの店が並んだ一部地区を除く）
道路には横断歩道や歩行者用信号は殆どなく、大きい通りに時々歩道橋がある程度。とはいえ、人々は必要があれば車の合間を縫ってずいずい渡ってきます。運転するときも、自分が渡るときも心がけていますが、基本は目を合わせること、そして歩行者は急に走らないことが安全の鍵かと思います。
（急に予測していないスピードで動くと運転手はびっくりします。）
そして歩道は時に歩行者のためのものでは無いようで、、歩道らしき沿道のど真ん中にゴミ箱、ヤシの木、時には車が路駐していたり、、、
道路にも障害物
ところで、こんな自由なヨルダンの道路に、突如として障害物が現れることがあります。我が家のある小さな通り、の交差点側の終点に、突然テントが建ちました。
交差点側から見ると、一方通行で進入禁止なので、まあいいか、、なのですが。完全に道を塞いでいます。
うちの側から見ると、、袋小路にされています。いつも通る道なのですが、一方通行の逆走＆遠回りを余儀なくされ4日目…。
昨夜は中で親戚の集いのようなものが開催されていたとのこと。冠婚葬祭や宗教行事などの際に、客人を招き入れるためにテントを張るようですが、果たしていつまであるのでしょうか。。
（実は、このトピックはこのネタが書きたかっただけでした…）
なお、ヨルダンにおける一方通行＝近道（逆走したら道が空いてるから）、というジョークもあるくらい、危険が無ければ一方通行はほぼ無視のようです。。
